社会福祉法人にぎやか会は、ハンディがある人たちの「地域での豊かな暮らし」を応援するため、平成9年4月草津市山寺町に、第一事業として知的障害者授産施設「にぎやか塾」を開設しました。
平成22年度には、幅広いニーズに応えるため生活介護・就労継続支援B型の多機能型事業所に移行しました。
平成13年度、第二の拠点として、草津市野村4丁目に、「にぎやか工房共同作業所」を開所しました。平成20年4月には、仕事を中心にした活動を充実させるため、施設を増築し就労継続支援B型へ移行しました。
また、平成20年4月からは、守山市で共同作業所として運営されてきた「ポプリン」がにぎやか会に加わり、就労継続支援B型・生活介護の多機能型事業所として新しくスタートしました。手作りクッキーやケーキの販売、喫茶の仕事に取り組んでおります。
日中活動を利用される方も100名を超える中で、さまざまな暮らしのニーズも増え、平成15年10月から男性用グループホーム「にぎやかの家」を開設しました。あわせて、平成17年7月からホームヘルプ事業「にぎやかステーション」を開始しました。平成26年度には、女性用グループホーム「なでしこ」を設立、続いて平成27年度には、「にぎやかの家」の新築移転、定員増を図り、暮らしの場の充実を図っております。
また、児童の分野では、平成16年度、サマーホリデー事業を開始、その後日中一時支援事業、放課後等デイサービス事業と発展・継続させ、平成28年度には、施設を整備し重症心身障害児対象の放課後等デイサービスを開始しました。
平成27年度には、障害者総合支援法により制度化された相談支援事業を開始し、地域での連携・調整の中で、一人ひとりに応じたサービス等利用計画の作成に取り組んでおります。
福祉の制度が大きく変わる中、地域福祉の向上と、利用者、家族が満足していただけるサービスを目指して、今後も努力する所存です。